昨日だったか、TVで防犯の特集だったと思うのですが、照明の色を青くしている街がありました。
なぜ青くしているかというと、プルキンエ(プルキニェ)効果という--人は暗いところだと青色が冴えて見える---という現象に基づいたものです。つまり、ひとの眼が届いて欲しいところには青色の照明を置いて見えやすくするということです。
防犯にプルキンエを意識して取り入れているのかと興味をもったと同時に映像から受ける印象だと風景としては気持ち良く無いと思いました。それは、風景という視点から防犯を考えていないからだと思うのですが。。
いつもだと見ないTV番組で眼を留めたのは、ぼくも違った視点で作品を考えたことがあったので。
UNDER THE MOONという作品は、月の明るさに基づいて空間を薄青いグラデーションに仕上げることを意図しています。これも、プルキンエ効果を意識したものです。ものすごく微細な明るさの変化、浮かび上がる空間。そういった現象が認識できる空間です。
さきほどふとLuigi Russoloの「The Solidity of fog」 が眼に入りUNDER THE MOONと何か自分の中で共通しているのではと考え始めました。絵を見たのは、もう8年前ですが。。